兵庫
神戸メリケン埠頭
神戸港の「メリケン埠頭」の名前は、昔ここにアメリカ大使館があったことに由来しています。外国に思いを馳せ、ロマンを掻き立てる響きがあります。
ここに建つポートタワーは、シンボル的な存在です。大震災にもびくともしなかったパイプ構造のタワーで青い海に真っ赤な色が映えています。
周辺には海洋博物館やホテル、アミューズメント施設があり、クルーズ等でも賑わうデートスポットです。
西宮ヨットハーバー
大阪湾から神戸にかけての海は、あらゆる種類の船が行き交う賑やかな海域です。しかし、この西宮周辺は、入江になっていて波も穏やかなので、のんびりと数多くのヨットが往来し、繋留されています。
この西宮ヨットハーバーは45年前、始めて太平洋をひとりぼっちで横断する快挙を成し遂げた堀江謙一氏の母港としても有名な港です。 のどかな海と飛び交うかもめ達をぼんやりと眺めていると、心が安らぎ、気持ちが落ち着いて来るから不思議です。
神戸北野町
三の宮の山手に観光地の北野町があります。 港神戸を見渡す山手に外国人が多く住み洋館が数多く残っています。 このシェスケ邸もその中の一軒です。
神戸ルミナリエ
一年の締めくくりは少し趣を変えて、神戸の年末行事としてすっかり定着したルミナリエの光の絵です。
阪神大震災の鎮魂の意味を込めて始まった由来から考えると、お祭りではなく、静かにゆっくり見るべきものでしょうが、会場は人で溢れ返っています。
きらびやかな光のイルミネーションのトンネルを進んでいると、新しい年に向けて希望と元気が湧いて来るように思います。
明石大橋と移情閣
明石大橋の架かる神戸市垂水区の舞子公園内に、この中国式楼閣「移情閣」があります。孫文記念館として博物館になっています。 1915年築で、日本最古のコンクリートブロック造建造物で、国の重要文化財に指定されています。
出石
出石そばと桂小五郎が隠れていた街として有名です。街の中心に「辰鼓楼」という時計台があり、みやげ物屋が並んでいます。私は山陰にカニを食べに行く時には必ず立ち寄り、夜のご馳走のために昼食には軽く出石そば食べて行きます。
滋賀
近江八幡・新緑
近江商人と水郷で有名な近江八幡は、秀吉の甥秀次によって作られた城下町です。この絵の八幡堀は代表的な観光スポットで、特に新緑のこの季節は、水と緑と風が一体となり、実に爽やかでのどかです。かつては帆を立てた商船が往来し、商人らの熱気に満ちあふれていました。瓦、白壁、土蔵、太鼓橋、石垣等、どこを見ても日本の懐かしい現風景のたたずまいで、心安らぐ空間が広がっています。
近江八幡
崩れかけた蔵が川面に写り、良い感じの風景を醸し出しています。
海津大崎・桜
琵琶湖の北の端にある桜の名所です。湖北なので咲く時期が少し遅れますが、湖畔に何kmも続く桜のトンネル道は圧巻です。このあたりは湖水の緑色も濃く、澄んでいて桜のピンク色との対比もあでやかです。
マキノ在原郷
近江と若狭を結ぶ湖北のマキノ町はスキーでも有名ですが、山中にある在原は、一説に在原業平が居住していたことでも知られています。隠れ里の雰囲気を強く感じさせてくれる集落内には茅葺民家が約30戸ほど残っており、まだ現役で使われています。観光地化せず何時までも残っていって欲しいと思います。
和歌山
粉河寺
和歌山県北部にある西国三十三ヶ所巡礼の第三番札所で知られる歴史のあるお寺です。境内は広く、豪壮な石組みの枯山水庭園が有名ですが、勿論、桜も名所です。豊臣秀吉の紀州攻めにより一度は焼失しましたが、江戸時代に再建された本堂は、西国札所の中でも最大級で重厚な屋根の造りが威容を誇っています。
熊野本宮大社.01
熊野古道にあるこの大社には、導きの神として篤い信仰を集める三本足のカラスで有名な八咫烏(やたがらす)があり、日本サッカー協会のシンボルマークにもなっています。
熊野本宮大社.02
熊野川と濃い緑の山々に囲まれた長~い参詣道を登りきると、檜茅葺の古風な感じの「本宮」があります。